令和2-3(2020-2021)年度 研究委員会

令和2-3年度期 東北ブロック研究委員

任期;令和2年5月15日〜令和4年度第1回総会

 

     青森県   松浦   淳(青森中央短期大学)

     岩手県   及川 未希生(盛岡大学短期大学部) 

     秋田県   蛭田  一美(聖園学園短期大学)

     宮城県  ◎石森 真由子(聖和学園短期大学)

     宮城県   鈴木  享之(仙台青葉学院短期大学)

     山形県   福田  真一(東北文教大学)

     福島県   安部 高太朗(郡山女子大学短期大学部)

                               ◎印は委員長

     協力委員  三浦  主博(仙台白百合女子大学)

      〃    細川   梢(郡山健康科学専門学校)

      〃    大関  嘉成(羽陽学園短期大学) 

 

(  )内の所属は令和2年5月15日時点

◇令和2年度 東北ブロック共同研究テーマ

 

保育者養成におけるリスクマネジメントの実態と検討

 

 全国保育士養成協議会東北ブロックにおいては、ブロック内各県の代表で構成される「研究委員会」を平成21年度に組織し、継続して保育者養成に関わる調査・研究を行ってきた。保育実習の指導・教育に役立つミニマム・スタンダードとして、「保育実習指導のガイドライン(東北ブロック版)」を策定し、東北ブロックホームページを利用して共有を開始した。その後も、このガイドラインの充実・改訂をブロック研究の中心的課題として位置づけ、東北ブロック内の養成校や実習先施設への調査研究を基に、実習事前・事後指導や実習に必要な書類の様式についての標準的な内容を作成・例示してきた。そして保育実習の具体的な内容について検討し、望ましい実習内容を養成校と実習先施設とで連携しながら共有していくための方策を探っている。

 東北ブロックの保育士養成課程校は、幼稚園教諭免許取得課程を有している養成校も多くみられ、質の高い保育者養成が課題となっている。昨今のCOVID-19感染症対策による全ての保育実習ならびに教育実習の延期や中止、及びカリキュラムの大幅な変更は学生への影響も大きく、資格・免許取得に関わる非常に重大な事態である。さらに、今回のような感染症を要因とする事態は今後も起こる可能性がないとは言えないことから、学びの保障あるいは資格の認定に向けた今年度の状況や対応を記録し、検討することは、保育者養成校として、今後の実習指導や保育者養成課程のリスクマネジメントのための重要な資料になり得ると思われる。

  

⇒ 令和2年度 ブロック共同研究報告(令和3年4月 東北ブロック総会にて発表)